
全く違う職種への転職ってハードルが高いな…
歯科衛生士以外の仕事をしてみたいと思いながらも、他職種への転職は不安も多く、決心できないという人もいますよね。
この記事では、元歯科衛生士の管理人が一般企業へ転職したときの経験を紹介します。
- 他職種への転職を成功させたポイント
- 他職種への転職が失敗する例
- 他職種転職の流れ
- 他職種転職を決めたきっかけ
- 歯科衛生士から他職種へ転職するメリット

歯科衛生士以外の仕事をしてみたいと悩む方は、ぜひ参考にしてみてください。
歯科衛生士が未経験の他職種への転職を成功させる4つのポイント
私は歯科衛生士として5年間病院で勤務した後、IT系の一般企業に正職員として転職した経験があります。

転職活動は最初から上手くいったわけではなく、試行錯誤の繰り返しでした。
転職活動が成功したのは、次の4つのポイントが理由だと考えています。
- 自己分析に時間をかけた
- 転職エージェントサービスを利用した
- 職務経験が活きる仕事に絞った
- 転職活動に時間をかけた
①自己分析に時間をかけた
一般企業への就活経験がある人なら必ずやっている「自己分析」を改めて時間をかけて行いました。

医療系の職種だとあまり馴染みがないですよね。私も全然知らなかったです。
「自己分析」とは自分の長所や短所、特徴などを分析・整理すること。
自己分析をしておくことで次のようなことが明確化しやすく、相手に強みを伝えられる職務経歴書も書きやすくなりました。
- どんな仕事がしたいのか(職種の方向性)
- 自分の経験や強みが転職先でどう活かせるのか(長所の深堀り)
- なぜその会社に入りたいのか(志望動機の明確化)

自己分析のやり方は「自己分析 方法」で検索すると色々出てくるので参考にしてみましょう。
②転職エージェントサービスを利用した
一般企業への就職経験がない方こそ転職エージェントサービスを使うことをおすすめします。
転職エージェントとは無料で転職のアドバイスや企業との調整を行ってくれるサービスです。
担当の方が詳しくどんな職種につきたいか、希望条件などをカウンセリングしてくれて、自分に合いそうな企業を探してくれます。
他にも次のようなサポートで大変助かりました。(サービス会社によってサポート内容は異なるかもしれませんが)
- 未公開求人の紹介
- 自分では思いつかなかった職種の提示
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 応募企業との連絡調整
- 直接質問しにくい内容について企業へ確認
- 面接練習
特に企業との連絡調整はエージェントサービスが間に入ってくれることで、気持ち的にだいぶ楽になりました。

ビジネスメールに慣れてなかったので、企業へのメールにはかなり時間がかかっていました。
人によるかもしれませんが、他業種だからこそエージェントサービスを利用した方がスムーズな転職活動ができると思います。

ちなみに私はリクルートエージェント、エンエージェントに登録していました。
③職務経験が活きる仕事に絞った
間接的であっても今までの経験が活きる仕事に絞って、応募するようにしました。
- 歯科医院のHP作成の代行会社
- 電子カルテを作る会社
- 医療機器のカスタマーセンターなど
焦って何でもいいやと思わずに、自己分析で分かった自分の強みを生かせる業種を選ぶようにしていました。

そういう業種ほど面接でも自分の想いを伝えやすく、手ごたえを感じやすかったです。
④転職活動に時間をかけた
私は転職活動を本格的に始めてから、採用が決まるまでに3か月かかりました。
他職種への転職であれば特に時間をかけて、自分に合う企業からの募集を待つことも大切です。

中途採用の募集が多い1~3月や7~9月がねらい目ですね。
募集が多くなる時期に向けて自己分析や職務経歴書などの準備を進めておき、転職サイトでどんな職種があるのか見ておくといいでしょう。
歯科衛生士から他職種への転職で失敗する例

私自身も転職活動初めの頃は迷走していました。
他業種への転職は慣れないことも多く、戸惑いますが、焦って良いことは1つもありません。
私が当時迷走して失敗したなーという4つのポイントをご紹介します。
- 歯科衛生士から事務の転職を選ぶ
- 付け焼刃で資格を取得する
- 自己分析が浅い
- 給料や福利厚生が前より悪くなる
歯科衛生士から事務の転職を選ぶ
事務職の仕事は競争率が高いため、未経験から応募するのはおすすめしません。

私も最初は事務職の仕事ならどこか雇ってもらえそうと安易に考えていました。
しかし、企業の立場に立つと分かるように中途採用なら、基本的に即戦力になる人材を探しているでしょう。
事務職未経験かつ歯科衛生士の職歴しかない人と事務職の経験者なら、経験者が選ばれることがほとんどです。

それでも事務職を目指す場合、最初は派遣会社などを通じて経験を積むのが一つの手ですね。
付け焼刃で資格を取得する
歯科衛生士の資格しかないことに焦って、色々な資格に手を出すのもおすすめしません。

私も簿記やMOS、FPなどの資格を取るべきか悩んでいました。
もちろん、資格を持つことで企業側から勉強に意欲的だと前向きに捉えられることはあるかもしれません。
しかし、その資格を使っての業務経験がない場合は直接的に転職に有利に働くことは少ないように思います。
(私自身、国家資格である社会福祉士の資格を持っていても、職務経験がないことから転職活動ではあまり効果がなかったと実感します。)

資格よりも自分自身が今までの経験からどんなことができるのかを上手くアピールすることが大切だと感じました。
自己分析が浅い
転職活動の当初、正直私は書類選考で落ちまくっていました。
しかし、自己分析に時間をかけてから履歴書、職務経歴書を直したところ、順調に選考が進むようになりました。

私は自己分析をする中で次のことを意識していました。
- 時系列に沿ってどんな仕事をしてきたか書き出す
- 歯科衛生士としての技術だけでなく、社会人としての強みを探す
- 強みに対するエピソードを複数用意する
- 仕事で自分が大切にしてきたものが何かを客観的に分析する
- 歯科衛生士を目指した理由を明確にする
- 他の職種で働いてみたいと思う理由を明確にする
歯科衛生士としての経験がどんな強みになっているかをいかに表現できるかが転職活動をスムーズに進めるポイントです。
給料や福利厚生が前より悪くなる
転職先によっては歯科衛生士の時より給料が下がったり、福利厚生が悪くなる可能性もあります。
転職したい理由が給料や勤務形態(土日休みがいい、休みがとりやすいところ)などであれば、歯科衛生士として転職するのも一つの手です。

他業種転職の経験は私自身のステップアップとしてやって良かったと思っています。
しかし、実際に経験したからこそ、正職員で他業種へ転職するのは簡単ではなかったとも思っています。
そのため、転職先の1つとして歯科衛生士としての転職も視野に入れておくことも私はおすすめします。
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歯科衛生士が他職種への転職を目指すときの流れ

実際に私が転職活動したときの流れをご紹介します。
- 転職サイトに複数登録する
- 自己分析&職務経歴書を作成してみる
- 転職エージェントサービスを利用する
①転職サイトに複数登録する
数多くある転職サイトですが、会社ごとに掲載している企業が異なります。
そのため、複数のサイトにまずは登録して、どんな企業があるのか、どんな仕事があるのか見てみましょう。

私の場合、そもそも世の中にどんな仕事があるのかを知るきっかけになりました。
②自己分析&職務経歴書を作成してみる
自己分析によって、自分のPRポイントを深堀りするようにしていました。
作成した職務経歴書は他の人に見てもらい、客観的な感想をもらってみるのもおすすめです。

私は主人に見てもらい、伝わりやすい文章になるように修正を重ねました。
③転職エージェントサービスを利用する
ある程度、自分の中でどんな仕事がいいか、勤務条件などが固まったところで、エージェントサービスに登録しました。
転職エージェントのサポート期間は一般的に3か月くらい※1とされているので、中途採用の募集が多い時期に合わせて利用していました。

ある程度、自分の転職の方向性を決めてからのほうが相談しやすいと思います。
(※1)転職エージェントの会社によってサポート期間は異なります。

ちなみに私はリクルートエージェント、エンエージェントに登録していました。
歯科衛生士が他職種へ転職したメリット

実際に他業種への転職ができたことで、次のようなメリットがありました。
- 一般企業での経験が積めた
- 土日休みになった
- 給料&福利厚生が良くなった
- 転職へのハードルが下がった
一般企業での経験が積めた
歯科衛生士をしているときは馴染みのなかったビジネススキルを学び、たくさんの経験ができました。

ビジネスメールや会議など、一般企業でマストになる知識や経験は今後の転職でも強みになります。
土日休みになった
完全土日祝休みの企業に転職したため、年間休日日数も増えました。
平日と休日のオンオフがしやすくなり、休みの日の家族の予定が立てやすくなったのが嬉しかったです。

ただし、完全土日休みの企業に絞ると、企業数がかなり少なかったので転職活動が大変でした。
給料&福利厚生が良くなった
勤め先にもよりますが、私の場合は歯科衛生士として勤務していたときよりも基本給だけで月+7万円ほどアップしました。
退職金も確定拠出型年金だったり、有給、その他手当等も手厚くなったりと、福利厚生の面でもかなり改善されました。

転職先にもよりますが、診療所よりは休みが取りやすく、病院よりは給与が高いといった企業も多くあるでしょう。
転職へのハードルが下がった
一般企業への転職活動の流れや実際に入社してからの経験を得たことで、次の転職への抵抗感が少なくなりました。

転職前は転職に成功するか、未経験の他職種でやっていけるのか不安も大きかったです。
夫の転勤に伴って、2回目の転職活動をした際は1回目よりも書類選考に通りやすく、複数社の選考が順調に進みました。

経歴として歯科衛生士以外の職種が増えたのが選考に受かりやすくなった要因だと思います。
まとめ:歯科衛生士が他職種への転職を成功させるための4つのポイント
この記事では、歯科衛生士が他職種への転職を成功させるための4つのポイントについて紹介しました。
- 自己分析に時間をかけた
- 転職エージェントサービスを利用した
- 職務経験が活きる仕事に絞った
- 転職活動に時間をかけた

全く異なる業種への転職は不安も多いと思います。
私自身、歯科衛生士→一般企業→フリーのライターと珍しい経歴ですが、他業種への転職、学びがなければ、抵抗感なく、今の働き方はできなかったでしょう。
他の仕事をしてみたい、歯科衛生士の仕事は合わないと思う方はぜひ他職種への転職も視野に入れてみてほしいです。
歯科衛生士の道しかないと思わず、自分の可能性を広げるチャンスだと思います。